公開施設

創設者記念の家『さくら館』

2010年5月、大阪水上隣保館創立80周年を控え、創設者中村遙・八重子ご夫妻の足跡を整理・展示し、その理念をこれからもしっかり継承していくための施設として、「創設者記念の家『さくら館』」設置しました。
さくら館は、創設者の思いを大切にするために、遙・八重子ご夫妻が暮らしておられた居宅を改修整備し、いままで分散して保存していた写真や著作などの資料を整理して、ここに働くもの、そして来館される人が、いつでも大阪水上隣保館の足跡をたどれるよう、資料のデータベース化を図るとともに、展示の方法にも工夫を凝らしています。

付帯施設

子どもたちのための読書室 支援者のご協力によって設置できた「衣目文庫」

児童心理治療施設 ひびきの「小規模グループケア分室」(定員5名)
(卒園間近の子どもたちが自立に向けて訓練をおこなっています)
ゲストルーム(施設に里帰りしてきた方々の宿泊室)

1F

  • [衣目文庫]壁一面には、寄贈による児童書や漫画を含む良書がずらり。
  • [読書室]子どもたちが思い思いの格好で本を読める部屋
  • [全体資料室]1931年創設当時からの貴重な写真や大阪水上隣保館ヒストリーがわかる資料室
  • [記念碑]天王山の麓に移ったときの記念碑
    (碑文)「吾ら苦難の中に美しき幻を見なが ら此山をひらく」
  • [ガウン]遙先生が同志社大学より名誉神学博士号を授与された時のガウン
  • [感謝状・賞状]社会事業功労者として表彰された感謝状や賞状の数々
  • [遙先生の著書や経歴書]
  • [遙先生の生前の机・ノート]
  • [遙先生の愛用品]
  • [八重子先生の愛用品]
  • [昔の施設の表札]

衣目文庫には寄贈された本が
たくさんあります

子どもたちが思い思いに本を
読みふけられる場所

大阪水上隣保館の歴史がわかる
全体資料室

遙先生、八重子先生の
思いが詰まった資料室

たくさんの感謝状や遙先生の大切な言葉

遙先生が大切に使われていた机

100号以上続く
法人広報誌のバックナンバー

子どもたちから慕われる、遙先生の肖像画

遙先生が日々大切に使っていたもの

見学ご希望の方は
法人事務局へ
お申し込みください

TEL:075-961-07119:00〜18:00(月曜から金曜)

ゆりの礼拝堂

山崎の地に移転し半世紀以上経った2005年、子どもたちの施設は、老朽化のため改修の時を迎えます。児童養護施設 遙学園、乳児院の児童棟が新設され、多くの方々の思いがこもった地域交流センター「ゆりの礼拝堂」が併設されました。世界的な名画、ピエロ・デラ・フランチェスカの「マドンナ・デル・パルト(懐妊のマリア)」-野村義照画伯摸写―が安置され、世の人々の心の平安を祈り、人々の心を癒し、人の心を伝える場となっています。交流センターとして、地域に開放し、コンサートや講演会、発表の場として、また卒業生の結婚式など、皆様にご利用いただいています。

ゆりの礼拝堂
(地域交流センター)

【ゆりの礼拝堂ができるまで】

日本画家 野村義照氏から「子どもたちに安らぎを与えられるように」と、大阪水上隣保館に礼拝堂を建て、「マドンナ・デル・パルト」(ピエロ・デラ・フランチェスカ作品)を納めたいという申し出がきっかけとなりました。礼拝堂の建設は、創設者の思いー常に社会の辺遷を見つめ「隣人への愛」伝え続けていくことを願う、多くの隣保館に関わる方々の寄付により、9年後に献堂式を迎えることとなりました。

【名前の由来】

ゆりは聖母マリアを象徴する花であり、八重子先生も大好きだった花。八重子先生より提案があり、名付けられました。

【安置されている「マドンナ・デル・パルト」について】野村義照氏 模写作品

マドンナ・デル・パルト(懐妊の聖母)は、これから生まれてくる我が子の成長に希望を抱いている喜びの聖母マリアを表現している作品です。親と離れて生活をしている子どもたちが、キリスト教を信仰していなくても、聖母マリアの顔を見て安らぎを感じ、心が癒されてほしいという思いが込められています。

様々に活用されるゆりの礼拝堂(地域交流センター)

専門学校生卒業生の結婚式
山崎幼稚園ゆりの花コーラス
練習風景
チャリティコンサート

ゆりの礼拝堂(地域交流センター)をご利用希望の方は
下部にある申請用紙をダウンロードしてお申し込みください

注)ゆりの礼拝堂利用につきましては、 収益を伴わない利用と収益を伴う利用があります。

収益を伴わないご利用要項
〈時間制〉

1.利用申請

利用をご希望の方はあらかじめ、法人事務局にご相談頂き、別紙利用申請書を提出ください。
利用許可書をお渡しします。
利用される別室、または備品については事前にご相談ください。
なお、長期利用の場合は、原則的に半年毎にご相談頂き再申請をお願い致します。また、当法人にて、行事等で使用する際には、日程の調整をお願いする場合がありますのでご了承ください。

2.利用費用

  • 利用料(水道・電気代) ※【 】内金額は令和5年10月1日から(税別)
    1回(3時間程度)につき 1,000円【1,250円】
    (但し、1時間増すごとに追加料 300円)【400円】
  • 冷暖房費(使用した場合のみ徴収)
    1回(3時間程度)につき 300円【400円】
    (但し、1時間ますごとに追加料 100円)【130円】

3.利用上の注意事項

  • 鍵は総合児童棟事務室で受け渡します。
  • 同センター内での飲食・喫煙はできませんのでご遠慮ください。

連絡先

  • 総合児童棟事務室内 法人事務局
    連絡先 TEL. 075-961-0711
    FAX. 075-961-1144

※当センター内に安置しております、ピエロ・デラ・フランチェスカの「マドンナ・デル・パルト」(懐妊のマリア)-野村義照画伯摸写―は世界的な名画といわれております。 心の「癒し」になれば幸いです。

収益を伴うご利用要項
〈終日利用〉

1.利用申請

利用をご希望の方はあらかじめ、法人事務局(総合児童棟事務室内)にご相談頂き、事前に予約の上別紙利用申請書を提出ください。
利用許可書をお渡しします。
利用される別室、または備品については事前にご相談ください。
なお、長期利用の場合は、原則的に半年毎にご相談頂き再申請をお願い致します。また、当法人にて、行事等で使用する際には、日程の調整をお願いする場合がありますのでご了承ください。

2.利用費用

使用1日につき、冠婚葬祭、式典等、収益が発生するイベント等(一口30,000円)のご寄附をお願いいたします。
尚、準備、片付け等で当日以外の日を使用される場合については、別途ご相談承ります。

3.利用上の注意事項

  • 鍵は総合児童棟事務室で受け渡します。
  • 同センター内での飲食・喫煙はできませんのでご遠慮ください。
  • 駐車場に関しましては台数に限りがあります。
    また、駐車場等での事故については責任を負いかねますのでご了承ください。
  • 当センターは、子どもたちの生活エリア内にありますのでご配慮をお願い致します。

連絡先

  • 総合児童棟事務室内 法人事務局
    連絡先 TEL. 075-961-0711
    FAX. 075-961-1144

※当センター内に安置しております、ピエロ・デラ・フランチェスカの「マドンナ・デル・パルト」(懐妊のマリア)-野村義照画伯摸写―は世界的な名画といわれております。 心の「癒し」になれば幸いです。

『ゆりの礼拝堂』
利用申請用紙 
ダウンロードはこちらから